2011年3月18日金曜日

できること

昨日「写楽館」に記念撮影に来られたお客様が仰いました。「被災地の方々がとても気の毒です。こんな時に被災を免れた我々が記念撮影していいものかどうか。記念撮影は中止して写真代金を義援金に充てようか、じつはずいぶん迷ったのです。」
私はそのお客様に申し上げました。「こんな時だからこそ記念撮影で家族の絆を深めることが大事なんじゃないですか。自分の家族を大切にできる人は他の人のことも思いやれる人なのだと思います。人のやさしい気持ちをカメラで支えることが私たち写真館の仕事なんです。今日はご来店下さりありがとうございました。お撮りした記念写真は必ずご家族の生きる糧になると信じています。」

被災を免れた我々が被災地の皆さんのためにできることっていろいろあると思います。小さなことでもいいから、家族と隣人への思いやりの気持ちを忘れないで暮らしましょう。


閃光中年