なたが取り組んでおられるテーマがドキュメントされていましたが、私、
非常に共感いたしました。
アラーキーとは20年くらい前、私がまだ駆け出しのカメラマンだっ
た頃、新宿のジャズ喫茶でたまたま隣合わせたことがあります。あの頃の
写真業界は「ヘアヌードブーム」でした。若い私にはアラーキーの作品が
単なる「エロ写真」にしか見えず、正直、あまり感心しませんでした。し
かし、彼の写真集の中に「センチメンタルな旅」という作品があります。
この作品に出会って初めて彼の写真哲学が理解できたように思います。
アラーキーさま、私も函館で様々な「顔」を撮り続けておりますよ。で
も、なかなか自分で自分の「顔」って撮れませんよねぇ。「撮る側」って
そんなもんですよねぇ。いつかどこかでまたお会いすることがあれば、お
互いに「撮りっこ」しませんか？
閃光中年
