2012年8月29日水曜日

「箱館寫真伝習舎」

もうすぐ9月ですね。8月は港まつりや国際民族芸術祭など函館では楽しいイベントがいっぱいでした。「写楽館」も「旧小林写真館」もロケや七五三記念撮影のキャンペーンを展開しあっという間に夏が過ぎていった感じです。夏が終わると一気に秋が訪れる北海道ですが今年は「スーパー残暑」でまだまだ秋の実感がわきません(^^;;
さて、我々「時代ヲ旅スル写真館」(写楽館、旧小林写真館)が事務局を務める「箱館寫真伝習舎」では来るべき文化の秋に向けてこの夏もコツコツと古写真の研究調査整理を行ってきました。今年はかなり成果が上がり年内には写真展や講演会など様々なカタチで発表できる見通しです。
まずは9月21日(金)「函館市博物館」にて「箱館歴史散歩の会」さんとのコラボによる「幕末の写真師 田本研造の生涯」と題した講演会を開催します。12月1日(土)より函館中央図書館にて企画写真展、12月8日(土)には図書館視聴覚ホールにて企画講演会を予定しています。いずれも今年没後100年の田本研造が残した古写真(映像記憶)にスポットを当てながら幕末の開港都市函館と開拓の地北海道をロマンチックに紹介する内容です(※現在「写楽館」併設のギャラリーにて写真展「時旅2012」開催中。観覧無料・水木曜休館)。

2012年8月20日月曜日

百年写真館の婚礼写真

函館に現存する最古の写真館「旧小林写真館」(函館市歴史的景観形成指定建物)では観光客を中心に「婚礼写真」が人気を集めています。築100年を超える明治時代の写場でクラシカルな婚礼衣装を身にまとえば、ハイカラな西洋文化が花開く開港都市にタイムスリップ。レトロでモダンな風合いのウェディングポートレイト集「婚礼写真帖」(コバヤシカラー)と一緒に絶対に忘れられない思い出がお二人の胸に刻まれることでしょう。


旧小林写真館の人気メニュー「婚礼写真帖」は一冊 ¥30000〜です(撮影料・新郎新婦お衣装代・消費税・送料込みと大変リーズナブル)。


※通常「旧小林写真館」は予約営業とさせて頂いています(事前にご予約を頂いたお客様の記念撮影のためにだけ開館いたしております)。また、写真代金などの全ての売上を建物の維持費に充てております。

「旧小林写真館」で心に残る記念撮影を体験しましょう。そして函館の歴史と文化と景観を次の時代に残しましょう。

「旧小林写真館」へのご予約・お問合せは専用ダイアル「 090-1386-4840 」までお電話下さい。

サムライスタイル

「写楽館」では夏休みを利用して帰省中の新成人たちの記念撮影を承り中です。とくに男子に人気なのが当館オリジナル「サムライスタイル」です。当館開祖「田本研造」が幕末のラストサムライ「土方歳三」の肖像写真を撮影したことに由来する伝統のメニューなんですよ(函館博物館で開催中の企画写真展を参照して下さい)。「サムライスタイル」には、やはり幕末の函館に所縁の深い「榎本武揚」や「坂本龍馬」などのコースメニューもありますが、やはり毎年一番人気が高いのは日本の「ダークナイトライジング」土方さんです。志の高いメンズ諸兄には人生で一度きりの成人式の記念に是非体験して頂きたい当館イチオシの撮影メニューです。

2012年8月13日月曜日

五稜郭にハイカラ写真師登場

先週末に無事終演した市民創作「函館野外劇」25周年記念公演。10年ぶりに写真師が本物のマグネシウムを発光させてハイカラな函館市民を記念撮影するシーンが復活し大変話題となりました。
今年は日本に写真館ができて150年。そして函館はわが国の写真発祥の地のひとつですので(函館博物館にて企画写真展開催中)、とてもタイムリーな演出だったと思います。
幕末・明治の昔から街の記憶を見つめ人々の思い出を記録してきた写真館。今日も夏休みを利用して帰省したたくさんの家族の笑い声で函館の写真館は賑わっています。

2012年8月10日金曜日

函館野外劇

毎年五稜郭の水舞台で開催される函館の夏の風物詩「野外劇」。今年のファイナルステージ(8月10日、8月11日)に急遽出演することになりました。役はもちろん「ハイカラ写真師」です。
函館の歴史を75分で描く市民創作劇「野外劇」には開催当初から写真師が活躍する(本物のマグネシウム発光器を使って市民を撮影する)人気のシーンがあったのですが、どういうわけか10年ほど前からこの名物シーンが無くなっていて今年は本当にしばらくぶりの復活となります(先日の函館新聞さんの一面にも記事が載りました)。大変素晴らしい市民手づくりのイベント「函館野外劇」25周年記念公演ファイナルステージをお見逃し無く(^^)v